2026年1月23日
生きる悲しみと幸せ
心に留めては離れていく
大切なものほど早く旅立っていく。
必要なものほど、早くなくなる。
生きていれば別れは経験するものだなんてわかっていても、
いつもどこか忘れている。
当たり前の光、当たり前の朝、当たり前の昼、
当たり前にいる目の前の人。
今いることが奇跡だと知るまでは、
きっといつか後悔するだろう。
悲しみは沈み、やがて上から降ってくる。
悲しみに終わりなんてないのだ。
繰り返す別れに終わりをつげ、早く去っていけばいいのに。
当たり前の幸せは、当たり前の悲しみである。
消えるはずのない幸せを、今は抱きしめていて。
なんでもない一言は、やがて幸せであり、やがて悲しみになる。
今を抜け出したくなる時もあるだろう。
なんでもないことを思い出して、
前に進むべきだと知ったあの日から、私はとても幸せだ。
今その瞬間に、なんでもない幸せがあるという幸せを。